BOMB のカスタムオーダーです。
お客様からは「レールは薄めを希望」ということで身長や体重、サーフィン歴などのデータと、これまでシェーピングしてきたカスタムオーダーボードのデータを取り出してお客様に最適な解を見つけてカスタマイズシェーピングを行います。
右側がカスタマイズし終えたデッキフォイル、左側はマスターデータからマシンが仕上げたままの状態。
右側はデッキからレールにかけて右側全体をシェーピングし直していることがお分かりいただけることと思います。
この微妙な匙加減はこれまでの経験の中から得た感性のフォイルシェーピングです。
感性のフォイルってかなりいい加減な感じですが、時には感性も大事なんですよ!笑
すべてのデッキ部分の荒削りが終わった状態です。
シェーピングでは、このデッキ部分に驚くほど多くの時間と集中を必要とするんです。
この写真ではロッカーとフローテーションバランスを見て欲しいです。
もちろん理論的な裏付けもあります。
ロッカーとフローテーションバランスとプレーニングエリアのマッチングにあるのです。
ですが何処がどうのと具体的に解説することはとても繊細で難しいのでここではしません。
実際にシェーピングをする上では、これまでの経験値と頭の中にあるサーフボードバランスのイメージを具現化しています。
巷では私ほどに論じる人は少ない?のかもしれませんが、これがサーフボードの性能において本当に重要なことなんだと思っています。