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ENIGMA / 5.10 x 20-1/2 x 2-1/4 x 28.76 L / TRI FIN ( 5 FIN 対応 )
ニューモデルと呼んで良いのか微妙ですが、木戸さんにニューコンセプトボードのテストをお願いしていて、そのインプレッションが SNS にアップされたのでホームページでも紹介したいと思います。
ENIGMA は MICROCOSM シリーズ専用ボードとしてリリースされたモデルです。
MICROCOSM は 5.6 以下のレングスのサーフボードということになるのですが、当然ながらパワーのない極小波で普通にテイクオフは早いです。
それをベーシックなレングスにスケールアップしたのがこのテストボードです。
アウトラインは幅の広いコンプ系ボードといった感じですが、ロッカーは BOMB に近いフラットなロッカーで、ご希望に合わせてアウトラインは幅を狭くすることも可能です。
テストボードはあえて広めの 20-1/2 ( 一般的な JENNIFER と同じ ) でテストボードを作りました。
これは昨今のラウンドノーズに慣れ親しんだサーファーがテイクオフの際に細く尖ったノーズに不安を感じるという意見が多いので、その対応として幅を広めに設定することによって安定感と安心感をサーファーにもたらすためです。
この BASIC ENIGMA はコンプ系アウトラインと BOMB のようなオルタナ系ボードの両方の特性を融合させたハイブリッドなサーフボードということを参考に木戸さんのファーストインプレッションを読んでみてもらいたいですね。
「最近はI-MODE-D Surfboardのニューコンセプトボードをテストライドしています。
右がEnigma 5’10 幅52cm テストボード
左がSasuke 5’9 幅48cm 自分の常用ボード
長さ、幅、アウトライン、ロッカー、コンケープ、
全て異なるこの二本は、乗ってみるとやっぱり全く別物。
元々Enigmaはマイクロ系ショートですがそれを長め幅広にしたら乗りやすく万人が扱い易くなるのではないか、というテストです。
このEnigmaに乗るとSasukeがバリバリコンペ仕様に思えてくるほど安定感があります。ボクにとってはミッドレングス的な挙動に感じました。
しかし波が掘れている場所で後ろ足のスタンスを後ろ寄りにすればしっかりボトムターンしてトップアクションも出来ます。
言うならば・・・
「ミッドレングスの様に舞い、ショートの様に刺す」
的な?
尖っているからショートに見えるけどショートっぽくない。けど、いざと言う時には、それっぽい仕事してくれる。
ましかし、長さ的には十分ショートボードなんですけどね。
スポンジやミッドじゃないとテイクオフが難しいコンディションで、でもスポンジでクルーズするだけじゃ物足り無い時にいかがでしょう?
または、パドル力が落ちた、サーフィンは久しぶり、ちょっとウェイト増え気味・・・でも対応可能かと思います。
台風1号で壊れた地形の良くない波でも、まあ面白い様に乗れますよ😊」