今日、I-MODE-D Fin Clamp を購入して下さったお客様と数時間にわたってお話をする機会がありました。
外国製ミッドレングスなどのオルタナ系サーフボードに乗っておられる初めてご来店下さったお客様です。
最近、サーフィン専門誌などのサーフメディアから発信される海外ブランドのストーリーからなるセールス?記事について、
ここで紹介されているサーフボードは本当に調子の良いサーフボードなんだろうか?と疑問を持つようになったのだそうです。
主な記事の内容は海外のサーフシーンのトレンドとサーフボードのブランドストーリー、
ここではサーフボードのシェーピングにおける理論や特徴などはあまり書かれていないということに、
これらのサーフボードは本当に調子の良いサーフボードなのだろうか?という疑問が頭の中に浮かぶようになったそうなのです。
何年も前になるのですが、サーフィン用品を扱う某会社の営業の方に聞いた話。
海外製のロングボードを専門に扱うショップではブランドストーリーがサーフボードを売るための必殺!営業トーク、ロッカーやレールやボトムなどのシェープに関する特徴やシェープ理論などを話すことは禁句なのだそうです。
それを話すとお客様にサーフボードを購入してもらえることはなく、お客様は買わずに帰ってしまうのだそうです。
そんな話を聞いていた私ですから、このお客様の話がすごくリアルに入って来ました。
私はお客様に話せる適切な正解を持っていませんのでちゃんと答えることはできませんでしたが、
でも、このような疑問を持たれる方がいらっしゃるようになったことは、世間のサーファーが少しづつ変化を始めているんじゃないかと少しだけ思うようになりました。