昨日、お預かりしたサーフボード修理。
インターネット通販で購入したのではなく、オーストラリアに行った時に直接シェーパーから購入したものだそうです。
ゲッティングアウトしている時にロングボーダーが目の前でボードをほっぽって潜って、それが流れて来てクラッシュしてしまったというよくある酷い話です!
で、修理をしなくてはならなくなってサーフショップを回ったのですが、色良い返事はどのお店からももらえなくて私の知人に紹介されて隣の市から辻堂までやって来られました。
ホームページ上にも書いてありますが、I-MODE-D / HITOY SURFBOARD と他社のサーフボードでは修理代金が大きく違います。
自社のサーフボードはアフターケアというサービスの観点から修理代を低く設定しています。
ですが、当然ながら他社製サーフボードの修理はちゃんと利益を加えた修理代を頂戴するようにしています。
これは当然のことで一般的なんじゃないでしょうか!
というよりも、この修理代の価格差はこれからもっと大きくなるんじゃないかと予想しています。
お客様には正直に自社製サーフボードはこのくらいの金額で、他社製のこのボードはこのくらいの金額になりますと説明しました。
で、お店によって修理代の価格設定は違うと思うので、他のお店も回られることをお勧めして、それで他に良いお店が見つからなかったら、その時はご来店されたらいかがですかと提案しました。
何軒か回られたみたいなのですが、水を吸ってるからなあ〜とか、修理してくれるということで見積もってもらったら修理代が3万円というお店もあったみたいです。
あははは、自社製ボードの2倍くらいの修理代になるので高いですよ!とお伝えして、他のお店も!とお勧めしたのですが、それがお客様に提示した修理代の3倍の修理代ですから、いや〜!あっぱれ!やるなあ〜!って驚きました。
そのお店はその修理依頼を望んで受けたいわけではないだろうし、逆に敢えてのお断り金額だった!と考えることもできると思います。
インターネット通販とか、ヤフオクやメルカリとか、中古ボードショップとか、今は多様な流通チャンネルが存在しています。
それらの流通チャンネルは既存のサーフショップのビジネスを大きく脅かしていることは間違いのない事実でもあります。
それらの流通チャンネルは時代の流れであり否定するつもりは毛頭ありませんし、利用するかしないかは個々人の自由だと思っています。
でも、並行輸入の外車と同じで修理などのメンテナンスをしなくてはならなくなった時に正規ディラーからパーツが出ない、修理してもらえないとか、いろんな問題が起こって本当に困ってしまうことがあるように、サーフボードも同じことが起きるということを知っておくべきだと思います。
そう考えると、さて?どうなんだろう〜!と考えさせられることがあるかもしれませんね。
まあ、私が心配することではありませんけど。
私はお客様が調子が良いです!と言って喜んでくれるサーフボードをシェープして多くの方々にハッピー!になってもらうことが使命だと思っているので、そんなことは取るに足らないどうでも良いことなんですけどね〜。