今回納品されたロットのシェーピングもラスト2本。
そのうちの1本はアンバサダー38君の Sasuke 6.0。
一般的な Sasuke の幅よりも広め仕様になっていて、RAIL (テーパー)は厚くならないように注意することという要望のオーダーです。
まずはサーフボードの根幹を成すもっとも重要な要素の1つ、フローテーションバランスを調整します。
サーフボードを真横 (RAIL) から見てデッキロッカーとボトムロッカーから作り出されるフォームのバランスをチェックし、次にフォームの重さの中心がどこにあるのかを確認してイメージ通りであれば OK ! となります。
シェープマシンで加工した同じフォームでも、
既製品のサーフボードは原型を変えないようにトレースするスムージングをしますが、
カスタムオーダーのサーフボードはこのように原型に手を加えるカスタマイズスムージングを行ってお客様専用にチューニングします。
このようにマシンシェープでも出来上がった中身はまったく異なった性質のものなのです。