
昨日来店された◯田さんに「去年作った SAIZO の調子はどう?」って聞いたら、
「めちゃくちゃ調子が良くて、今までで1番調子が良いかもしれない ( ROUND TAIL ) ♬」という返答をもらった。
確かに、シェーピングが終わった時も、サーフボードが工場から出来上がってきた時も、私の中には ” 確信 ” のようなものを感じていました。
それは、手で直に触ってみた時の手の平で感じる感触がそれを私に伝えてくれていたからです。
匠と呼ぶにはぜんぜん程遠い自分ですが、でも職人の端くれとしての感覚は持っています。
サーフボードのシェーピングは目と手なのですが、
長年の経験の中で、手はほんの微細な凸凹を感知するほどのハイレベルな能力を発揮するようになっています。
完成したサーフボードのボトムをなぞった時に、いかにハイクウォリティーな精度で出来上がったのか!を感じることができました。
そして近頃、さらにシェーピングの精度が上がって成長したな!と自分の中では感じています。
たぶん、このコメントがそれを証明してくれているのだ!と思っています。
まあ、それだけ時間をかけて丁寧に、自分が納得ゆくまで手を加えていますから・・・。
そこには ” お値段以上の価値がある。”
そう言ってもらえる、より多くのサーフボードをこれからもず〜っと世に出し続けて行けるように日々精進しよう!と思っています。