最初にお断りしておきますが、シェーパーである自分は凄いんだぞ!と言いたくて書くわけではありません。
これだけは断言しておきます。
ふっ!と思い出したこと。
40年以上も前、198cm の分厚い Single Fin でサーフィンを始めたばかりの頃、
あのデカい波を滑り降りる、時には命に関わるリスクを孕んだサーフィンで使用されるサーフボードを削り出すシェーパーは神様のように崇められていたと思います。
誰か?忘れたけど先輩にそのことを教わった記憶があります。
プロサーファーだってサーフボードがなければサーフィンができないわけだし、ましてプロサーファーは調子の良いサーフボードを求めてシェーパーにお願いしてから何年も待つこともあったんですから如何にサーフボードが重要なのか!ということを伺い知ることができます。
当時、シェーパーの方に出会う機会は少なく、あっ!シェーパーの○○さんだ♬ってまるで芸能人を見かけちゃったような、そんな感じでした。
話す機会があったりしたら、もちろん年上ということもあったのですが、尊敬の念を踏まえて敬語でお話をさせて頂いたのは勿論のことでした。
そう、後光が射した神様のように格好良く眼には写っていましたから、
シェーパーはそんな存在だったんです。
あははは、でも今じゃただの人。
時代は移り変わり、そこら辺にいる普通のおっさんと同じ扱いです。
あの頃のシェーパーの人達って本当に渋く輝いて格好良く見えたものです。