ズルボード:テイクオフがめちゃくちゃ早いサーフボード。( BOMB、JENNIFER、KAMUY、RETROTIME、他 )
我が I-MODE-D / HITOY SURFBOARD は、どのモデルを取ってみてもテイクオフが早いサーフボードと言われているみたいですね。
総じてもちろん否定はしませんけど、その中でも特にめちゃ早いのがズルボードと呼んでいるアメージングなモデル達の存在です。
< テイクオフ >
一般的な波をキャッチしてテイクオフするやり方には、
沖からうねりに合わせるように助走をつけてテイクオフするやり方と、
うねりが切り立ってくるタイミングに合わせてサーフボードを水の中に押し込んだ反動でテイクオフする差し乗りがあります。
ズルボードの特徴であり、チョッ早い!テイクオフという本来の性能を発揮するのは前者の乗り方です。
テイクオフが早いというのは、まだ緩いうねりの状態からサーフボードが滑り出し、波が切り立ってブレイクする前にうねりの状態から余裕を持ってスタンドアップして滑り下りられるということ。
スタンドアップするタイミングが早ければ早いほどテイクオフが早く楽に乗れるということです。
その状況の極端な例がロングボードですよね。
ズルボードの特徴がもっとも顕著なシチュエーションは、波が厚くてなかなかブレイクしない、
一般的なショートボードはサーフボードが引っかかりそうで引っかからないような場合に、
これらのズルボードは面白いようにテイクオフを繰り返せる最強のボードになります。
後者は切り立った波とのタイミングでテイクオフするので、ズルと言われるほどのテイクオフの早さという1番の特徴を最大限引き出しているとは言い難いのです。
差し乗りを否定するものではありませんが、できるだけパドリングをして波をキャッチする乗り方でサーフィンしましょう!
まず、うねりの状態から充分なパドリングを行なっているか、自分のサーフィンの仕方を振り返ってみましょう。
もし、これまでが不充分だったなら、きっと貴方は新しい発見と世界を見ることができるはずです。