自分がまだテケテケの初心者だった頃、
ダンパーチックな掘れた速いブレイクの波ではパーリングの連発、
サーフィンとは波に揉まれて苦しい思いをすることだと思っていました。
これから脱するにはどうやったら上手く行くんだろうと考えました。
上手な人はなんなくテイクオフして格好良く滑って行くわけで、
それが出来るようになるためには第一にパドリングの強化、
第二に波を捕まえる際のポジショニングだろうという結論に至りました。
それから何十年も経ってサーフボードを作る側に立った今。
波がブレイクする前、緩いうねりの状態からサーフボードが滑り出せば良いんだろう!と考え、
そのためのズバ抜けて早いテイクオフを可能にするサーフボードをシェープすればいいんじゃん!と。
けっこう単純で安直な考えかも知れんけど、そう思ったんです。
その甲斐あってか、世間的に hitoy shape はテイクオフが早くて走る!という評価を頂戴しております。
初心者の頃の苦悩が今役立っているんです。笑