オルタナティブボードにはいろんな種類のサーフボードがありますが、最近の流れとしてサーフボードのレングスが長くなっているというひとつの傾向が見られます。
俗にいうミッドレングスとかトランジッションボードと呼ばれる類です。
当店でもっとも売れているのは 6.2 で、それ以外は 6.6 から 7.2 サイズです。
6.2 というサイズは、これより長くなると1万円アップしてしまうということと、テイクオフの速さと取り回しの良さという観点から丁度良いバランスで、膝からオーバーヘッドまでオールラウンドに使えるからです。
そして、小波を重視する方はもっとズルをしようと考えてテイクオフの速さをさらにアップさせる EPS フォームの使用率が高いのが特徴です。
これらの類のボードはテイクオフがめちゃ速いので乗り過ぎシールを貼られたり、肩からドロップインをしてしまいトラブルにならないように注意しなくてはいけないほどなんです。
レベルアップにつながる良いこと♬
私のようなオールドサーファーは7フィートくらいの長いサーフボードでサーフィンを始めたので慣れていますが、今の方々は 6.2 でも経験したことがない方が沢山いらっしゃいます。
そんな方々が使うとやはり思うようにコントロールすることができません。
でも、それをトレーニングなんだと思って我慢してサーフィンをしていると、だいたい6ヶ月くらい経つとサーフィンに変化が出て来る方が多いように思います。
サーフィンが、無駄な力が抜けて綺麗なレールワークのターンができるようになっているんです。
ターンの基本が出来てきていて、気がつかないうちにレベルアップしていたんですね。
ターンはもっとも重要な基本テクニックなので本当に素晴らしいことです!
そして、これまでちっちゃい波の時などにスポンジボードを使っていた方が、混雑し過ぎてボードクラッシュの心配など余程のシチュエーションでない限りは出番がなくなったそうです。
その理由は、スポンジボードは浮力があって波には沢山乗れるけど厚過ぎて何もできないからだそうです。
でも、これならサーフボードをしっかりコントロールできて動かすことができるから良いのだそうです。
いつも近道を探すのではなく、時にはゆったり余裕を持って遠回りするというのもなかなかどうして良いものです。
スタイリッシュに格好良く!大人のサーフィンスタイルを実践してみてはいかがでございましょう!
これは、本当に大事な事ですね。