少し前にお客様がおっしゃったお話、「CYNTHIAは、大きいパワフルな波用というイメージがある・・・」というもの。
その理由は、ハワイに住むアンバサの Taku chan が大変気に入って好んで使っているからということで、そういう波用というイメージを持ってしまうようです。
まあ、この状況からしてそう思われるのも当然といえば当然でございましょうね♬
これまでに 6.0 の CYNTHIA を4本?くらい乗っていますし、昨年は 6.6 の Mini Gun に仕上げた CYNTHIA もシェープしました。
この2本のボードでマカハ、そして Pipe や OTW を含めたノースショアでサーフィンしているのですから、多くのユーザーの皆様が当然そのようなイメージを持たれるのは不思議ではありませんよね〜。
ですが、CYNTHIA は COMP model の LIBERTINE をベースに開発した QUAD Fin の COMP model なんです。
なので、パワフルなビッグウェーブ用に開発したわけでもないんですよね〜。
でも使える!、そんな波も行けちゃう!ところが CYNTHIA の凄い!ところなんでございましょう〜。笑
でもでも、けっしてビッグウェーブ用に限っているわけではございませんでして、SAIZO と同じように1フィートの波からハイパフォーマンスできるサーフボードなんでございます。
QUAD Fin は、テイクオフが早い!ことに加えて安定感、そしてドライブ性に優れています。
さらに、私は CYNTHIA に施してある HYDRO PLANE HULL の加速力がとてもよく機能しているんだと考えています。
みなさん、COMP系 QUAD なら CYNTHIA をお忘れなく!でございます♬
自分がもしコンプにどうすれば勝てるか?と聞かれたら、そのヒートのベストウェーブに乗るのが一番いいですと答えます。ケリーがミックにベルズで何年か前負けたとき同じことを言ってました。
昔は今のプロサーキットのようにプライオリティシステムがなかったので、ジョエルパーキンソンやブルースアイアンズと同じヒートになったとき、前半リードしても、後半に奥にはっつかれると良い波を乗られて逆転負けした苦い経験がありました。
どうすれば勝てるか?まずはパドルを速くする。次にテークオフで負けないで皆のさらに奥からまたは沖から乗れ、同じように波を攻められる板を作って使うことだと思います。
自分は身長175センチで体重は72キロですが、普段のショートボードは5’10”ぐらいなので、6’0” Cynthia は、ステップアップといえるでしょう。前に乗ってた、5’11” Cynthia がとても良い感じだったので、少しパドルを速くしようと思い1インチ長くしたのですが、取り回しが変わらないのにテークオフが異常に早くなり今までの小波も含めてベストボードのなりました。
サイゾーも5’10” と5’11” 両方作ってもらったのですが、簡単にバーティカルなサーフィンができて良い写真を撮ってもらえましたが、1インチの長くした時の取り回しは、シンシアが少しだけルースな印象を受けました。
もしコンプでトッププロとパドルバトルしなければならないなら、自分は迷わずシンシアで行きます。