ここでは理由を説明しませんが、
現在、I-MODE-D / HITOY SURFBOARDS では Future fin という選択も可能ではあるのですが、基本的には FCS FIN SYSTEM を推奨しています。
FCS FIN の plug には初期の X-2 と元々は EPS フォーム用に作られたフュージョンがあり、これらをここでは第一世代と呼ぶことにします。
そして第二世代は、取り外しがワンタッチ式の最新型 FCS II で現在の主流プラグがあり、I-MODE-D / HITOY SURFBOARDS はこの第一世代から第二世代への移行期にあります。
左が第一世代のフュージョンプラグで、右が第二世代の FCS II です。
第一世代はご覧のような2本の足 (下駄) をイモネジで固定するという取り付け方法になっています。
第二世代はワンタッチではめ込むだけという方式で基本的にはイモネジを使う必要はありません。( アクシデントで外れてしまうことが稀にあるようなので、人によっては念のためにイモネジで固定している方もいるようです。)
残念と言って良いのかわかりませんが、このワンタッチ式の取り付け方法は特許で守られており、特許がオープンに開放されていないので他社がこの取り付け方で勝手に作って販売することは訴訟問題に発展する恐れがあります。
しかし、第一世代の FIN でもイモネジで固定する必要があることと、FIN と plug の間に隙間が発生するという点をスルーすれば、第一世代の Fin も取り付けることができます。( オプションで隙間を埋めるアダプターも販売されています。)
I-MODE-D / HITOY SURFBOARDS では ( ねじ止め式にはなるのですが ) この第二世代 / FCS II に対応する隙間のできない FIN の製造を始めました。
でも、現状ではお客様がお買い上げになるのは第一世代の FIN ばかりです。
その理由は、まだまだ第二世代 / FCS II plug の普及が進んでいないこと。
そして、多くのユーザーの皆様は第一世代のプラグを埋め込んだサーフボードを複数所有しているということ。
第二世代の FIN を購入してしまうと第一世代の plug を埋め込んだサーフボードに使うことができなくなるけど、第一世代の FIN なら両方に使うことができるというメリットがあるからなんです。
さてさて、いずれは 第二世代 の FCS II に完全移行することは間違いないと思いますが、当分の間はどれをチョイスするのがもっともベストなのか悩ましい状況が続くことになりそうです。
FCS2 の方が板と固定するベースの部分が大きいので、自分の気のせいか、昔のグラスオンフィンにライディングの感覚が近いような気がします。また同じ理由で、耐久性にも優れてて、FCS2を使い始めてから一回もフィンを折ってません。ただボックスとフィンがピッタリすぎると脱着に結構力がいるので、フィンにTシャツを巻くと怪我せずに脱着できます。
フィンを根本から折ってしまった時に残ってしまった残骸を取り出すのがめちゃくちゃ大変なようです。