
hitoy shape / Performance keel fin を開発している過程であった話を1つ。
新作の Performance keel fin の試作フィンのテストをアンバサダーに依頼しました。
その結果は Modern keel fin と同様にスピードと加速性能は Keel fin らしさを保持しながらパフォーマンス性能に優れていてとても調子が良いという話でした。
この結果を受けて狙った意図通りの fin なことはわかったのですが、私的には厚みをもう少し薄くしてシャープなフォイルを試してみたい!と考えていたので、一度戻してもらってフォイルを薄く削り直して再びテストを依頼しました。( Keel fin はベースが広く大きいので一般の fin よりも厚くしてあります。)
アンバサダーからの報告は、このフォイルの方がスピードが速く、動きが軽快でシャープなターンができることから個人的にはこっちの方が好きだといことでした。
fin の厚みは揚力を増やすけど、抵抗も増えるしターンのレスポンスも鈍くなる。
揚力は加速と回転性にプラスに働くはずと思うのですが、当然ながら抵抗はスピードをロスする。
ほ〜んとこの事は以前からの課題で何処に正解があるのか悩ましく思っていました。
だけど、今のタイトなフォイルの方が調子良いのだから、揚力よりも厚みが薄いシャープなフォイルの方が現時点では正解なんだろう!と思ふ。
ということで、現在は Modern keel fin のフォイルの変更を始めとして、fin のフォイルをアップデートしました。