SASUKE は、マスターデータからプリシェープされたフォームのカスタマイズから始まります。
ご覧のようにテールロッカーの大改造を行うのです。
これはマシンシェープとハンドシェープのコラボレーションと言っても過言ではありませんね。
こんな具合にカスタマイズすることは他のサーフボード(モデル)でも日常的に行なっていることです。
1本1本、カスタマーに合わせて調整することがカスタムオーダーの王道でございますから。
サーフボードは10万円以上する高価な趣味の道具だし、カスタマーの想いがいっぱい詰まっている大切な道具なので、それはやはり気を引き締めてマナ注入!の最高にご機嫌なサーフボードに仕上げなくてはなりません。
そのための努力を惜しむことはないのです。
1番最初の荒削りをしているところです。
ヒレのような突起物(ストリンガー)はなくなっています。
ペーパーの跡から水の流れ方を推測できると思います。
ここから#600まで徐々に細かくしてシルキータッチのツルツル仕上げにします。
お待たせしました♪
次にシェーピングする予定の TRANSITION BOMB です。
6.7 x 20 x 2-3/8 x 35.58 L
いつもの TRANSITION BOMB とは雰囲気が違っています。
余談ですが、
納得できたアウトラインを見つけるために、
テールのアウトラインを3回引き直しました。
アウトラインは、
シェーパーの美的センスが1番問われるところだと私は思っているのですが、
はたして自分のセンスはどうなんでしょうね。笑