DIAMOND TAIL の考え方は、例えばサーフボードのレングスが 5.8 だとして DIAMOND TAIL の形状の特徴からレールの部分 (C) 1インチ短くなるようになっています
サーフボードのレングスは 5.8 ですが、ターンをする際のレールは1インチ短い 5.7 (A~B) のサーフボードでターンをしているのと同じという考え方を私はしています
< 過去:10年前にシェープした Bullet 5.8 >
この Bullet はアンバサダーの周次郎君が徳島在住の時から10年間も乗り続けたサーフボードです
テールエリアのシェーピングを説明すると、簡単に言えば SQUARE TAIL でシェープしたもののサイドをカットして DIAMONDO TAIL に変更したというイメージです
なので、テールロッカーは 5.8 のオリジナルのままでエンドの部分を短くカット (A~B) しただけという一般的?なシェーピングです
< 現行:3年前にシェープした Bullet 5.8 >
この Bullet 5.8 はアンバサダーの磯野君のサーフボードで修理のためにお店に入っています
ついでに言うと、今は1インチアップした Bullet 5.9 をオーダー中です
現行モデルはどうなっているのか?
ライトなテールフリップが入って5ミリ程度増えたテールロッカーに、さらにテールロッカーのカーブ(曲線)を強くすることによって以前よりも回転性能がパワーアップしています
写真では解り難いですが、以前はサイドをカットしただけの感じでシェーピングしていたのをカットするのではなく、オリジナルロッカーをそのまま1インチ前に移動する形 (A~B~C) でレールロッカーに移植してあると考えてもらえると解りやすいと思います。
要するに、ターンをするときはレングスが 5.7 になるだけでなくロッカーも 5.7 のオリジナルロッカーを再現しているということなんです
< 未来:? >
いつも述べていることですが、このように私のシェーピングは生き物です
常に変化し、進化するべくシェーピングテクノロジーを追求しています
どう進化して行くのかは未知、それを楽しみにどうぞお買い上げ下さいませ ♪